点、線、面、縁のまんが地蔵

2015年8月31日公開

2015年08月29日撮影

点、線、面、縁のまんが地蔵

西武池袋線の池袋の隣駅、椎名町の北口を出てすぐに、金剛院さんがあります。赤い山門とそれに並ぶガラス張りのカフェが印象的です。木々や草花に満たされた境内で、今年平成27年3月に建立された「マンガ地蔵」へお詣りしました。今回は「まちのお寺の学校」として開催されている写仏に挑戦してきました。冒頭、ご住職から写経の意味などについて説明があり、それは点から宇宙にまで広がりますが、深いながらわかりやすく、すーっと心に入ってくるものでした。写仏にあたり、「点の集合が線となり、面となる。点を打つような気持ちで写してください」という旨のお話がありました。このマンガ地蔵さんの説明にも「点と点が線となり面になる『縁から円』につながる」と記されています。写仏の描きはじめに「どこでもいいので、一点、入れてから始めてください」とご住職。最初の一点、筆先に集中しました。